「私が伝えたいのは大きく2つです。1つは『人は絶対にやり直せる』ということ。世間が許さなくても、神は許すんです。そして『(キリストに)許されたからこそ強い人生を歩まないといけない』ということです。被害者のためにも、本人のためにも本人が過ちを改めるか否かでは全く異なりますよね。
例えば涼二は、子供を3人も死なすという大きな罪を犯しました。でも、これからだってまだ間に合います。このような人間に手を差し伸べることはおかしいのではないかという意見もあるのは重々分かっています。でも、断罪する人には『お前は神か』と言いたい。
罪を犯さない完璧な人なんて誰もいないんだし、人の命をやりとりできるのは神だけだと思うんですよね。刑務所は罰として過ごす場所、というよりもそこで罪をしっかりと悔い改めどう生きるか、ということが大事なのではないかというのが俺の考えです。
それは死刑囚だって同じです。死刑を待つ身だとしても、その日まで、罪に向き合ってどう生きるかということが大事なのではないでしょうか」
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