今回の参院選も漫才師の自分にとっては幸せですねぇ。
タレント、有名人がいっぱい立ってお祭り騒ぎでネタには困らない。
でも一有権者としては、笑ってはいられない。
これだけ批判を受けても、政党が有名人を担ぎ出す流れが
変わらないことにはあきれます。
事業仕分けが叫ばれる今、すべてとは言わないが、
タレント議員に6年間、計億単位の歳費を支払うのは
無駄の骨頂。
「有名人の天下り先」なんて言われて、選ばれる方も、
神輿に乗っかって、よく平気だなぁと思いますね。
と言いながらも、若いころはノンポリで、
選挙なんか行ったことがなかった。
その中で唯一、行ったのが1989年の参院選。
アントニオ猪木が、初めて選挙に立った時です。
当時は猪木信者だから……。
今回も前田日明さんが立候補するという話にもドキドキしました。
筋金入りの前田信者ですから。
野次馬根性だけで言えば、前田日明の破壊力は、
政界すら、なにか騒動が起こるきな臭い予感を感じますからね。
「選ばれし者の恍惚と不安、我に二つあり」。
これは、プロレスラー時代の前田さんの語録ですが、
いざ政界になると「選ぶ側の恍惚と不安」でもあるんです。
タレント候補がしばしば掲げるスポーツ振興や福祉の問題は、
本業を通じて訴えた方が、よほど有効だと思いますよ。
何で国会議員にならなきゃ、できないのか。
タレント候補的に注目されましたが、
薬害肝炎の問題を訴えたくても場を持たなかった
福田衣里子衆院議員とは、そこが違います。
https://ameblo.jp/suidobashihakase/entry-12651834548.html