新潟県警外事課は12日、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない行方不明者として捜査するなどしていた新潟市在住(当時)の男性(71)を国内で発見したと発表した。
同課によると、国鉄職員だった男性(失踪当時26歳)は1977年3月、同僚に「佐渡の実家に帰る」と言い残し、新潟市の寮を出た後、行方がわからなくなった。今年3月、捜査員が男性を見つけた。県警での同様の行方不明者は44人となった。
県警は家族からの相談を受け、2013年6月から男性の名前や顔写真などをホームページで公開し、情報提供を呼びかけていた。男性は自分が行方不明者となっていることを知らなかったという。
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