劣悪環境で多頭飼育…犬452匹虐待 「保健所が業者に毅然と対応を」 動物愛護の施策検討へ
https://www.fnn.jp/articles/-/362683
大規模な犬の虐待事件が起きた長野県松本市で、動物愛護の施策を検討する懇談会が開かれました。
2021年11月、松本市の施設で多数の犬を劣悪な環境で飼育し虐待したとして、
市内の元犬販売業者の元社長が逮捕され、その後、起訴されました。
起訴状では市内2カ所の施設で合わせて452匹の犬を衰弱させる虐待を行ったとされ、
動物愛護法違反の罪などに問われて現在、公判中です。
19日に開かれた懇談会の初会合で松本市保健所の塚田昌大所長は事件に触れ
「重い責務を認識した。改めて気を引き締めたい」と述べました。
懇談会には研究者や愛護団体の関係者が参加し、
業者への指導のあり方や多頭飼育の問題について1年をかけて基本方針をまとめます。