【5月21日付社説】半導体工場で初めて対面した韓米首脳、同盟の進化と挑戦の象徴
https://news.yahoo.co.jp/articles/2599b953ca96258b8d4c2a64d85e86634e75d232

バイデン大統領は「両国が技術同盟として経済安保協力に向け努力したとき、さらに多くの面で発展するだろう」との考えを示した。

昨年バイデン大統領が半導体対策会議を自ら主催し、これにサムスン電子を招待したのもサプライチェーンを確保するためだ。韓米「技術同盟」の核心が半導体ということだ。

 両国は次世代原発「小型モジュール炉(SMR)」や原発の共同輸出に向けた協力策も発表する。「原発同盟」の行動計画を提示するという意味だ。韓国は文在寅(ムン・ジェイン)政府による脱原発政策の影響で世界的な施工能力が崩壊直前にあり、米国は原発技術はあっても新規の原発建設は長い間行っていない。その間に世界の原発市場は中国とロシアが支配するようになった。
韓米原発同盟は経済協力の次元を超え、世界のエネルギー安全保障にも重要な役割を果たすだろう。