大型観光船「おーろら」運航を再開 運航会社社長「観光の灯消さぬ」

小型観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故を受け、知床半島をめぐる観光船の運航自粛が続いていた北海道斜里町で、大型観光船「おーろら」が20日、今季の運航を始めた。
当面、事故現場に近い知床岬までの長いコースではなく、手前で引き返す短いコースの運航となる。小型観光船各社は引き続き運航を見合わせており、今季の運航が始まる日程は決まっていない。

おーろらは旅客定員390人の大型船で、拠点はカズワンと同じウトロ漁港。運航初日は午前と午後の2便に計66人が乗り、海から垂直に岸壁が切り立つ眺めや、沿岸を歩くヒグマなどに見入った。

https://www.asahi.com/articles/ASQ5P01W4Q5NUTIL02J.html