世界保健機関(WHO)欧州地域事務局のハンス・クルーゲ(Hans Kluge)事務局長は20日、
欧州各国で感染が広まっている珍しいウイルス感染症「サル痘」について、今後数か月間で感染拡大が加速する恐れがあると警告した。

 クルーゲ氏は、夏の始まりに伴い「大勢の人が集まる祭りやパーティーが開催され、感染が加速することを懸念している」と述べた。

中略

WHOは、確認された感染者の多くが同性愛者や両性愛者、あるいは男性と性関係を持つ男性だったことについて調査しているとしている。

 20日には、フランスとベルギー、ドイツでも初の感染者を確認。イタリアでは3人、ポルトガルではこれまでに23人の感染が確認された。

サル痘、感染加速の恐れ WHO欧州事務局が警告
https://www.afpbb.com/articles/-/3405946