ダンプカーの荷台に挟まれ死亡 自動車整備工場で労災事故 広島市安佐北区

広島市安佐北区の自動車整備工場で、作業中の男性作業員がダンプカーの荷台に挟まれ死亡する労災事故がありました。
17日午後3時15分ごろ、広島市安佐北区安佐町久地の自動車整備工場で、「作業員がダンプカーに挟まれた」と消防に通報がありました。
警察などによりますと、この会社に勤務する砂田博夫さん(68)がダンプカーの荷台をあげ、整備作業をしていたところ、荷台をあげるために使用する油圧の不良により、荷台が落下し下敷きになったということです。
砂田さんは市内の病院に搬送されましたが、事故発生からおよそ1時間40分後に死亡が確認されました。警察は、同じ工場の作業員から話を聞くなどし、詳しい事故の原因を調べています。
広島市では、16日も西区己斐上で、作業中のクレーン付きトラックがおよそ17メートル下にある人工の池に転落し、作業員2人が亡くなる労災事故が起きています。

https://www.fnn.jp/articles/-/361476