政府はAIで婚活マッチングを支援
どうすれば少子化を止められるのか。別の政府関係者は、多様化する価値観の尊重を前提とした上で、少子化の原因について「大きいのは晩婚、未婚だというのは否定できない」と指摘する。

こうした中、「こども家庭庁」に統合される予定の内閣府の担当部署は、県や自治体が実施するAI(人工知能)を使った婚活を支援する事業に注力している。自治体がAIでのマッチングサービスを展開する際、必要なシステム経費などの3分の2を国が補助する。

AIマッチングとは、「好み」や「趣味」など個人の行動履歴をビックデータとして活用し、膨大なデータの中から、相性の良い異性を探すもの。内閣府によると、すでに現在、AIでのマッチングサービスは22の県で実施されているという。

https://www.fnn.jp/articles/-/355662