近所に海を仕切って作った巨大な淡水湖があるんだけど、昔は工場排水や生活排水とか垂れ流しだったから汚くてね
今は下水道が完備されたし、下水道が普及してない地域でも合併浄化槽が義務付けられてる
工場排水も厳しく管理されてる
湖は本当に綺麗になった
しかし、有機物の流入が減って綺麗になったら
魚が少なくなったらしい
昔は鯉、鮒、鯰などを中心に沢山いた 魚を目当てに、鷺や鴨、亀、蛙、ヌートリア、カピバラ、ドブネズミ などなど色々な動物がいた
と湖の片端で川魚問屋を営む爺が言ってた

そこの川魚問屋は漁師から魚を買うが、自分達で漁をして魚獲ってた 
獲った鯉や鮒などは天日で乾かして干物みたいにしてた 
もちろん食用になるんだが、今時そんな物を食べる人がいるのかと思った 
爺曰く、日本は広く鯉や鮒を食べる地域は九州から東北まで幾つかあるんだと 東北の山間部とか今でも冬になると開きにしてよく乾かし保存していた鯉や鮒をお湯で戻して甘辛く煮て食べるんだと 昔は冬場の保存食として夏に作っておいたんだろうね その名残りで今でも食べるらしい