「4299万3434円を法的に確保した」“誤送金問題”阿武町長が会見 回収状況に言及

山口県阿武町から4630万円が誤って24歳の男性に振り込まれた問題で24日、花田憲彦町長が会見を開いた。
事件を巡っては、誤って振り込まれた給付金4630万円の一部を使用したとして、無職の田口翔容疑者(24歳)が
電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された。

田口容疑者は3つの決済代行業者を使っていて、警察の調べに対し「オンラインカジノで使った」などと供述し、
容疑を認めている。また、出金先の一つである決済代行会社から町の口座に3590万円が返還されていたことが、
関係者への取材で判明。

この決済代行業者に田口容疑者は27回にわたって出金していて、3590万円はその全額とみられている。
会見の冒頭、花田町長は「一連の事件につきましては町民の皆様、多くの方々にご迷惑をおかけしたことを
深くお詫び申し上げます」と謝罪。

給付金の回収状況について、花田町長は「4月8日から法的手続きをとっていた」とコメント。
その上で「本日現在、合計で4299万3434円を法的に確保することができた」と発表した。
(「ABEMA NEWS」より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd0950460585ef05ca90098162dfc4f80a1e1245?source=rss