一途なはずのコウノトリに異変?ペアの“離婚”兵庫県で初確認 福井県で子育て中の「イチローくん」両親 父鳥は年下の雌とペアに
2022年5月25日 午後4時16分
これまでの繁殖相手とは別の雌(右)を巣塔に迎え入れたコウノトリ「イチローくん」の父鳥=3月27日、兵庫県豊岡市(「コウノトリ市民科学」提供)
これまでの繁殖相手とは別の雌(右)を巣塔に迎え入れたコウノトリ「イチローくん」の父鳥=3月27日、兵庫県豊岡市(「コウノトリ市民科学」提供)
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コウノトリ、一途さに異変?―。繁殖ペアになったら死別するまで添い遂げるとされてきた国の特別天然記念物コウノトリのペア解消が、兵庫県豊岡市で初めて確認された。別れたのは、福井県越前市坂口地区で今年4月に2年連続となるひなを誕生させた雄「イチローくん」の両親。雄と早速結ばれた新たな雌に対し、別れた雌が攻撃を浴びせる様子も見られ、関係者は行く末を案じている。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1557471