https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220526/k10013645061000.html
元日恒例の「全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)」の優勝旗を富士通が紛失した問題で、
主催者の日本実業団陸上競技連合は新たに優勝旗を作成することを決めました。
費用は富士通が負担するということです。
富士通は去年、男子駅伝の実業団日本一を決める元日恒例の「全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)」で優勝し、
東京 港区の本社で保管していましたが、その年の12月、紛失した可能性があることを発表していました。
優勝旗は見つからず、大会を主催する日本実業団陸上競技連合は26日に開いた理事会で、
これまでと同様の優勝旗を新たに作成することを決めました。
日本実業団陸上競技連合によりますと、作成費用については富士通が負担を申し出ているということです。
「全日本実業団駅伝」は1957年に始まった伝統の大会で、ことしはホンダが初優勝を果たしましたが、優勝旗は授与されず、
トロフィーや賞状が贈られていました。
新たな優勝旗は完成後、ホンダに渡されるということです。
今回の決定を受けて富士通は「改めて、関係者の皆様におわび申し上げます」とコメントしています。