世界的に半導体の需要が伸びていること受け、ソニーグループは、長崎県諫早市にあるスマートフォンのカメラ向けの半導体工場をさらに拡張すると27日、発表しました。

増設するのは、諫早市津久葉町にある「ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング長崎テクノロジーセンター Fab5」です。

工場は2021年4月から稼働していて、スマートフォンのカメラに使われる半導体「CMOSイメージセンサー」を生産しています。

世界的に半導体の需要が高まる中、ソニーは生産体制を強化する方針で、5月から工場のさらなる拡張に向けた工事を始めたと、7日明らかにしました。

イメージセンサーは、中長期にわたって大きな成長が期待できるとして、2023年度までの3年間で約9000億円を投資する計画を立てています。

大石 知事は「魅力ある雇用の創出や、長崎県内の半導体産業のさらなる集積に弾みがつく」と歓迎しています。

https://www.fnn.jp/articles/-/366807