オマーン、ロシア外相を歓迎し、OPEC+協定へのコミットを表明

国の連合組織であるOPEC+の一員であるオマーンを訪問し、
このアラビア湾岸アラブ国家を統治するスルタンと会談した。

オマーン国営メディアが報じた。

米国の同盟国であるアラビア湾岸諸国はロシアとウクライナの紛争に肩入れせず、
自制と外交を通じて危機を終結すること促している。
アラビア湾岸産油国は、石油の増産とロシア孤立化に向けた協力を求める欧米諸国の呼びかけにも抵抗している。

オマーンのバドル・アル・ブサイディ外相は、
同国がOPEC+の生産協定にコミットし、2015年のイラン核合意を救済するためのあらゆる国際努力を支持することをロシア外相に伝えたと、
国営メディアは報じている。

同合意を復活させるための米国とイランの間接協議は停滞してる。

他にイギリス、中国、フランス、ドイツ、ロシアも当事者に名を連ねるこの合意を米国は2018年に離脱して再びイランに制裁を科し、
その結果、イランは合意が課していた核開発に関するさまざまな制限を次第に破るようになった。

ロイター
https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_67142/