29巻6話【灼熱のお茶】

アメリカの上院議員・イアン中里が来日する。
イアン中里と大原社主は旧知の仲。
大原社主は久々の来日なのでおもてなしをしたいと、山岡と栗田に相談に来る。

イアン中里は、帝都新聞の嶺山社長とも付き合いがあり、豪華絢爛な料理で
おもてなしを受ける。

だがイアン中里は、そんなおもてなしを受けても表情に元気がない。

そこで栗田は豪華絢爛なおもてなしではなく、別の方向でもてなすことを提案する。

体の芯まで谷川が吹き抜けたよう

 アメリカで上院議員を務めるイアン氏をもてなすことになった山岡とゆう子。
帝都新聞社主催の食事会で提供された豪華な料理に飽き飽きしている様子を見て、
質素なお茶で対抗することを思いつく。

 2人は山の清水と玉露で作ったお茶、水出し玉露を提供する。人飲みした
イアン氏は「甘く、ほろ苦く、喉越しが快く、口が気持ちいい」
「これは体の芯まで谷川が吹き抜けたような…」と独特な表現を使い、
その味を絶賛した。

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