今から半世紀前に、日本の若者3人がイスラエルの国際空港で銃撃する事件を起こしました。イスラエルによる占領が続くパレスチナの人々は当時、事件をどのように受け止めたのか、駐日パレスチナ常駐総代表のワリード・シアムさんに聞きました。


――当時、事件はパレスチナでどう受け止められたのですか。

大きな衝撃でした。正直に言えば、当時パレスチナ人は日本についてほとんど何も知りませんでした。その日本人がなぜ、パレスチナを占領するイスラエルに来て、占領に抵抗する我々のために戦ったのかと。人々の感情は今と全く異なり、多くの人が感謝の気持ちを抱きました。
https://digital.asahi.com/sp/articles/ASQ5X7SJ5Q5WPLZU001.html?iref=sp_new_news_list_n