障害のある生徒らが学ぶ福井市内の特別支援学校で、2年8カ月の間、無資格の男性(27)が講師として勤務していた。男性の教員免許は偽造されていた。男性は「罪の意識は常にあった」というが、自ら誰かに打ち明けることはなかった。

男性は14年に京都の私立大学の社会福祉学部に進学した。高校1年から福井県で自然学校のボランティアをしていた男性は、子どもとの触れ合いに楽しさを感じ、教員への夢を語る大学生の先輩の話を聞いて、教員に興味を持ったという。
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