[ベルリン 28日 ロイター] - 独エンジニアリング・グループのシーメンスは28日、鉄道・交通部門「シーメンス・モビリティー」とそのコンソーシアムパートナーが、エジプト政府との間で約2000キロの高速鉄道建設契約を結んだと発表した。

世界で6番目に大きな高速鉄道システムになるという。

シーメンスのローランド・ブッシュ最高経営責任者(CEO)は発表文で「シーメンス史上最大の受注だ」と指摘した。

完成すれば、エジプトの高速鉄道網は3路線で構成されることになる。紅海と地中海沿岸を結び、シーメンスが昨年9月に「鉄道のスエズ運河」と呼んだ1路線と、28日に発表された2路線だ。

同社によると、このプロジェクトにおける子会社のシェアは81億ユーロ(86億9000万ドル)で、9月に締結された1路線目27億ユーロの初期契約も含まれている。

https://jp.reuters.com/article/egypt-railway-siemens-idJPKBN2NF0JG