去る5月26日、ソニーグループの事業説明会でPS5の部品不足が解消しつつあると説明し、生産を大きく増やすとコメントがあった。「かつてないほどの水準に生産を強化する」というコメントから、並々ならぬ意気込みを感じる。

この背景には、PS5発売2年目の生産台数が前世代機・PS4のペースを下回ったことが大きいと思われる。生産強化で3年目の2022年に実稼働台数でPS4との差を縮め、2023年には追い抜く計画をしているようだ。

とはいえ、遊びたいゲームが出たときにほしくなるのがゲーム機。都心の大型量販店では不定期で入荷しているようだが、全国的に見ると抽選販売が主流の状態が1年半以上も続いている。
この抽選販売も何度応募しても当選しない人もいるようで、SNS上では活発に情報交換がされている。

中には、「PS5はもういいや」と思っている層が一定数出てきている。これは数字にも現れており、ファミ通.comの調べによると国内のXbox Series X|Sの推定販売台数がPS5を超える結果となった事実がある。

世界的に見るとXboxがPS5を超える数字を出すことはあるのだが、日本国内においてとなると話は別だ。その一方で、海外のサイト「Pure Xbox」に衝撃の記事が掲載されている。

Xboxの元幹部Ed Friesのコメントが掲載されているのだが「海外のゲーム機が日本で成功するのは、非常に厳しいというのが私の意見。
Xboxは日本では成功したことがないし、これからも成功しないと思うし、日本市場の重要性も当時ほどではないし……。マイクロソフトは他の国に注力してもいい。もっと早くそうすればよかったと思います」としている。

https://www.cyzo.com/2022/05/post_311136_entry.html