続き

ツイフェミの主張が第三者から見て分かりにくいのは、ツイフェミがフェミニストの内部抗争の過程で生み出された罵倒語(「弱者萌え」「有徴化」「貧困ポルノ」など)を多用しているからだ。

フェミニストであると自称している一方で、第三者から「怒りっぽく、性的な表現が大嫌いで、男を憎み、
常に被害者意識で頭がいっぱいの女」という通俗的なフェミニストのイメージを押し付けられると、烈火のごとく怒り狂う。

そうした通俗的なフェミニストとは異なる「バッド・フェミニスト(※2)」であることを宣言しつつも、客観的に見れば、
怒りっぽく、性的な表現が大嫌いで、男を憎み、常に被害者意識で頭がいっぱいの女」にしか見えないツイートを熱心に繰り返している……という屈折がある。

特定のイデオロギーに基づいた用語や理論を通してしか、目の前で起こっている事象を解釈できない彼女たちは、長年の味方や仲間に対しても、
わずかでも意見の異なる場面が生じると、「セクシスト」「名誉男性」というレッテルを貼って、手のひらを返したように攻撃を開始する。

「批判しづらい相手こそ、きちんと批判しなければ」「ここで闘わなければ、フェミニズムは壊れる」という謎の使命感に駆られて、仲間同士での凄惨な叩き合いや中傷合戦を繰り返す。

意見の異なる「敵」に対する暴力の正当化は、「運動内部の敵」=仲間に対する暴力行使へと容易に結びつく。そして、暴力の正当化によって獲得された秩序は、その維持に再び暴力を要求する。

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