今月24日行われた叡王戦で優勝し、タイトル戦の連勝記録を歴代2位の13に伸ばした藤井聡太五冠(19)。プロに入ったのは14歳2カ月で、史上最年少でした。

 その藤井五冠よりも早い、13歳でプロ入りを果たしたのが、茨城県取手市の中学2年生・鎌田美礼さん。今月1日付けで女流棋士2級となり、現役最年少の女流プロ棋士となりました。
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 鎌田美礼さん:「女流棋士になることを考えてみて、なりたいなと思ったので。(女流プロ棋士に)なれて安心しました」「他の人に棋譜を見られて、恥ずかしくない将棋を指したい。女流棋士をやっていて、1回はタイトルに挑戦したい」

 そんななか、もう一人13歳のプロが誕生しました。

 30日、日本将棋連盟は、関西研修会の木村朱里さんが、6月1日付で女流棋士になると発表しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/632ba106527fca5d1bdbb979ff112bce8b6ac8bc
 滋賀県草津市の中学2年生で、鎌田さんとは同学年ですが、誕生日が17日遅く、新たに現役最年少の女流プロ棋士となります。

 木村さんは去年8月、全国中学生選抜将棋選手権大会で優勝しました。

 地元・滋賀でも、期待が膨らんでいます。