ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナを支援しようと、群馬県高崎市のだるま製造会社「だるまの幸喜」が「ウクライナ応援だるま」=写真、黒瀬祐生撮影=を作り、反響を呼んでいる。
ウクライナ国旗にちなみ、鮮やかな青と黄の2色で塗り分けた手のひらサイズ。平和への祈りを込めたという。
先月中旬に販売を始め、これまでに約1000個を販売した。経費を除き、売り上げは在日ウクライナ大使館に寄付する予定だ。今後、同社の公式サイトなどで総額を公表するという。
注文が相次いだため、インターネット販売の受け付けはすでに終了している。店頭販売も31日で終わる。
代表の旭剛正さん(51)は「ウクライナに関心のある人が多くて驚いた。縁起物のだるまで改めて人とのつながりを気付かされた」と話している。

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