「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル社会」を実現していくためには、年齢、障害や疾病の有無、地理的な制約、経済的な状況等にかかわらず、
個々人が各々の必要に応じて、デジタルに不慣れな方でも誰もがデジタル化の恩恵を享受することのできる社会に向けた取組の推進が必要です。
このためには、まず、デジタル機器・サービスに不慣れな方に対する国民の理解を深め、デジタル分野における不慣れな方へのきめ細かなサポート等を行うことに関する
国民の意識を高めることにより、社会全体として、デジタル社会の利便性を誰一人取り残されず享受できるための環境を作っていくことが求められます。
このような観点から、既に国、地方公共団体、各種団体等が行っているデジタル機器・サービスに不慣れな方に対する事業や取組とも連携し、
これらの事業や取組に携わる者を横断的にデジタル推進委員と位置付け、幅広く国民運動として展開していくことを目指します。
教える・サポートする内容(例)
スマートフォンの基本操作
インターネットやLINE等のSNSの使い方
マイナンバーカードの申請方法やマイナポイントの予約及び申込方法等のオンライン行政手続の使い方 等
デジタル推進委員に任命されると
オープンバッジの付与
デジタル推進委員には、デジタル庁からオープンバッジ(電子的な画像によるバッジ)を付与します。付与したオープンバッジはご自身の名刺やSNS等で利用できます。
※オープンバッジとは?
一般的に、特定の知識・スキルを保有していることを示すために利用されるデジタル証明のサービスです。様々な分野での活用が進んでおり、偽造の有無等を検証することもできます。
デジタル推進委員コミュニティへの参加
今後、デジタル庁が設置を予定している、デジタル推進委員同士のオンライン上のコミュニティに参加いただけます。当該コミュニティにおいては、
デジタル推進委員同士の意見交換やノウハウ等の情報共有ができる仕組みを提供予定です。また、デジタル推進委員の知見・スキルの向上、
デジタル庁によるオンライン行政手続等の最新動向や関連コンテンツ等の提供を行うことで、デジタル推進委員の活動を継続的にサポートしていく予定です。
https://www.digital.go.jp/policies/digital_promotion_staff/