国土交通省は、6月1日から始まる「不正改造車を排除する運動」の強化月間にあわせ、街頭検査の実施など、安全・安心なクルマ社会形成のための取組みを発表した。

同省は、「不正改造車を排除する運動」として、関係省庁や関係団体と連携し、不正改造を「しない」、「させない」ための啓発活動をおこなっている。

その一環として、各地方運輸局などが定める「強化月間」が6月1日から始まる。

不正改造を「しない」、「させない」ための啓発活動として、政府広報ラジオCMにおける啓発、ポスター、およびチラシなどの貼付、配布、SNSなどへの掲載により広報を実施。

また、全国のバス事業者の協力により、バス車両前面への広報横断幕の掲示をおこなう。

さらに、不正改造車を排除するための街頭検査を警察機関、独立行政法人自動車技術総合機構、軽自動車検査協会などと連携し全国各地で実施。違反車両に対しては整備命令を発令する。

不正改造車の情報収集を目的に運輸支局などに「不正改造車・迷惑黒煙情報提供窓口」を設置し、通報があった情報をもとに、不正改造車ユーザーへ改善、報告を求める取組みもおこなう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c57cf632914393e5833b90cde2800d3665b46660