フードデリバリーサービスを運営するDiDiフードジャパンは5月25日、日本市場から撤退した。参入企業増加を受け、日本市場での成長に限界を感じたためだ。事業の将来性を再考し、今後はタクシー配車サービス「DiDi(ディディ)」のみに注力する。
フードデリバリーサービス「DiDi Food(ディディフード)」は、アプリで注文を受けた料理を、料理店から自宅や会社などに配達するサービス。大阪や奈良など関西地方を中心に事業を拡大してきた。
だが、コロナ禍以降、多くの企業がフードデリバリー業界に参入。フードデリバリーサービス事業での利益確保が難しくなり、日本市場からの撤退を決めた。
撤退に関して公式サイトでは「今般の日本市場の変化に際し、今後の事業継続を検討した結果、同サービスを終了することを決定した」と説明している。
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220602-2357313/