30日午前6時10分頃、名古屋市守山区の路線バス「ゆとりーとライン」の専用軌道に一般の乗用車が乗り入れ、軌道を約20分間走行した後に一般道へ走り去った。
当時バスは運行中だったが、けが人や運行への影響はなかった。
愛知県警守山署が詳しい経緯を調べている。
運行する名古屋ガイドウェイバスによると、車が乗り入れた入り口には一般車が入らないよう遮断機が設けられているが、乗用車は強引に押し上げて専用軌道に進入。
約6・5キロ先の終点・大曽根駅(同市東区)で折り返して戻ってきたところを同社職員らが制止を求めたが、乗用車は振り切って走り去ったという。
ゆとりーとラインは同市と愛知県春日井市を結ぶバス路線で、名古屋市内の一部区間は高架の専用軌道を走る。
同社によると、2001年の運行開始以来、軌道に一般車が乗り入れたのは初めてとみられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2335304f3d4e7158b806a71c8193458bc5c25b61