1人の女性が生涯で出産する子どもの数を示す「合計特殊出生率」は去年1年間で「1.30」となり6年連続で前の年を下回ったことが分かりました。

厚労省によりますと、2021年の合計特殊出生率は前の年から0.03ポイント下がった、「1.30」で、6年連続の減少となりました。

また、去年1年間に生まれた子どもの数は81万1604人で、前の年からおよそ2万9000人減り、統計を取り始めて以降、最も少なくなりました。

婚姻の件数も、50万1116組で、 戦後、最も少ない数となっています。

一方、去年1年間に死亡した人は143万9809人で前の年から6万7000人増え戦後、最多となりました。その結果、死亡した人から生まれた子どもの数を差し引いた人口の減少幅は62万8205人で過去最大となり、人口の減少が加速しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/271689ae2af8627409fe3864cd540eb0d34dc19a