５日未明、札幌市白石区で、同居する28歳の次男に包丁を向けて脅迫した疑いで、55歳の母親が逮捕されました。
また、母親を殴ってけがをさせたとして次男も逮捕されました。
逮捕されたのは、札幌市白石区の自称パート従業員の55歳の母親と、アルバイト従業員の28歳の次男です。
母親は５日午前０時ごろ、札幌市白石区の自宅内で次男に対し、「いいかげんにしろ。この野郎」と怒鳴りながら
包丁を振り下ろした暴力行為等処罰法違反の疑い、次男は母親の顔を殴って軽傷を負わせた傷害の疑いが持たれています。
警察によりますと、スマートフォンでゲームをしていた次男に対し、母親が「うるさい」と注意したところ、けんかに発展し、母親が台所から包丁を持ち出しました。
その後、次男が「母親に包丁を向けられた」と警察に通報し、母親が包丁を置いたところ、次男は母親の顔面を殴ったということです。
警察の調べに対し、母親は「次男に対し、怒りがたまり我慢できなくなって包丁を振り下ろしてしまった」と話し、
次男は「自分のやったことに間違いない」と話していて、それぞれ容疑を認めているということです。
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