嫌儲はマレリ(旧カルソニックカンセイ)の経営再建を応援しています [857186437]
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半導体不足による自動車生産の急減、資金繰りに窮した 私的整理の一種「事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)」を申請したマレリホールディングスが、親会社で米投資ファンドのKKRをスポンサーとする再建計画案をまとめた。
拡大路線を主導したKKRが再建を担う異例の展開に、金融機関の不満がくすぶっている。
負債を1兆円規模まで膨らませる一因となったのが買収手法だ。KKRは買収対象企業の資産や収益力を担保に、金融機関から資金を調達するLBO(レバレッジド・バイアウト)を活用し、
マニエッティを58億ユーロ(当時の為替レートで約7200億円)で買収。通常より少ない自己資金でM&A(合併・買収)を実施したが、
金融機関に有利子負債を返済する新会社のマレリには一般的なコーポレートローンよりも高い金利のLBOローンが課せられた。
主要取引先の日産自動車幹部は「マレリはこれほどの状態になる会社ではない。本業の部品供給事業が問題なのではなく、
多額の借金をしてまで買収したことが重荷になっている」と、買収手法に疑問を呈する。
それでもマレリはKKRをスポンサーに迎え、金融機関に計4500億円もの金融支援を要請。大規模なリストラと主力の自動車照明事業などに経営資源を集中する再建案をまとめた。
KKR主導による再建はリスクを伴う経営への責任が曖昧となり、リストラを繰り返す企業体質には従業員や取引先の信頼を損なう恐れもある。不満を抱える金融機関が最終的にどのような判断を下すのか注目される。 「外的要因で当初見込んでいたキャッシュフローを担保できず、資金繰りが苦しくなった」
「マレリはこれほどの状態になる会社ではない。本業の部品供給事業が問題なのではなく、多額の借金をしてまで買収したことが重荷になっている」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています