半導体除くと営業利益減、サムスン電子の苦悩
サムスン電子が今年、売上高300兆ウォン、営業利益60兆ウォンを同時に突破する過去最高の業績を上げるとの分析が相次いでいる。
しかし、半導体事業を除けば、むしろ営業利益が前年比で減少する可能性が高いことが分かった。
半導体事業の好況がスマートフォン、テレビ・家電などの事業の不振を覆い隠すいわゆる「半導体錯視」現象だ。
半導体市況が不振に陥った場合、サムスン電子の業績も急激に悪化する可能性が高いだけに、
新しい未来事業の発掘が求められている。電子業界関係者は「テレビとスマートフォンは中国の後発メーカーとの差別化がますます難しくなる。
果敢な合併・買収(M&A)を通じ、新たな成長動力を確保しなければならない」と指摘した。
すます高まる半導体依存
本紙がこのほど、証券会社5社(KB、新韓、ユジン、イーベスト、現代自動車)が発表したサムスン電子の業績予想を分析した結果、
サムスン電子は今年、売上高320兆ウォン(約33兆円)、営業利益60兆ウォンを突破すると予想される。
半導体部門は売上高123兆ウォン、営業利益40兆ウォンで前年をいずれも30%以上上回る好実績を上げるとみられている。
しかし、スマートフォンやテレビ、家電、ディスプレーなど半導体以外の部門では売上高が前年比8.8%増の200兆ウォン前後を達成するものの、
営業利益は逆に7.6%減(22兆4000億ウォン→20兆7000億ウォン)と予想された。
以下ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/da0a7c74f04a68dad14b10b62acdb7a9a5fc7f77