コンドームをかぶせられたインコ
『動物愛護法』では、この税理士の男のほか、“生きたハムスターを爬虫類に捕食させる動画を投稿していたYouTuber”らに迫る場面がある。なかでもより深い取材に成功したのが、冒頭で触れたインコの虐待犯だ。本人へのインタビューも行っている。

「事件を起こしたのは生活保護を受けていた30代の男でした。生活保護者向けの施設の自室でインコを飼っていたのです。鳴き声がうるさくて夜眠れない、そもそも本来はペットの飼育が禁じられており、隣人にバレるのを恐れてインコを虐待した……というのが裁判時の主張でしたが、本当かどうかは怪しいものです。なにせ、インコの羽をむしったり、血だらけの身体に塩のようなものを塗り込んだり、身体に脚にホチキスや釘を刺したりといった残虐な行為を行っていたわけですから。それをSNSにアップしていたのです」

 当時、男のアカウントでは複数のインコに対する虐待が公開されていた。だが争点とされたのは、“コンドームをかぶせられ点火棒を押し付けられたインコ”の一羽のみだった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a447a99add11187a44299cb742708df9d3115a3