「桜を見る会」前日に安倍晋三元首相の後援会が主催した夕食会を巡る問題が再燃の兆しを見せている。サントリーホールディングスが酒類を無償提供していたことが発覚し、立憲民主党は6日、関係省庁へのヒアリングを実施。安倍氏はコメントなどを出さず、沈黙を続けている。

 サントリーは2017~19年、計約45万円分の酒類を夕食会に提供していた。立憲のヒアリングでは酒類の無償提供が法令に触れるか法務省と総務省の担当者に確認したが、明確に答えなかった。安倍氏の元公設秘書が政治資金規正法違反(不記載)の罪で受けた略式命令に酒類提供も含まれるかについても、法務省幹部は「個別事件に関わる」として回答を拒んだ。

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