新入隊員の胸ぐらつかんで「パワハラ」自衛官を停職処分・就寝時間後の“スマホ”注意で“言い訳”に立腹【高知】

陸上自衛隊高知駐屯地の男性自衛官が、新入隊員に、胸ぐらをつかんだり暴言をはいたりという「パワハラ」をしたとして、停職処分を受けました。

処分を受けたのは、陸上自衛隊 第50普通科連隊の男性3等陸曹(27)です。

高知駐屯地によりますと男性3等陸曹は2020年7月、駐屯地内で、新入隊員に就寝時間以降のスマートフォンの使用を控えるように注意した際、言い訳されたことに腹を立てて胸ぐらを掴んだということです。

また同じ日、別の新入隊員が、機関銃の組み立てに手間取っていたことにも腹を立て、暴言を吐いたということです。

陸上自衛隊は、「暴行、暴言という行為がパワハラにあたる」として、男性3等陸曹を停職3日の懲戒処分としました。男性3等陸曹は「深く反省しています」と話しているということです。

第50普通科連隊の溝口光章連隊長は、「部下の隊員に対する暴行事案を起こしたことは誠に申し訳ない。再発防止に努める」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/45e0457eaefe2c9878dee7491693d28bd36635a0