自宅で弟を刺した容疑で38歳を逮捕 病院で死亡確認 東京・あきる野
2022/6/8 03:13(最終更新 6/8 03:32)

 自宅で男性を包丁で刺して殺害しようとしたとして、警視庁福生署は7日、いずれも自称で東京都あきる野市瀬戸岡、無職、吉岡一哉容疑者(38)を殺人未遂容疑で逮捕した。刺された男性は吉岡容疑者の弟(37)とみられ、搬送先の病院で死亡が確認された。福生署は容疑を殺人に切り替えて捜査する。

 福生署によると、吉岡容疑者は弟のほか、寝たきりの母親(74)と自宅アパートで同居していたとみられる。吉岡容疑者は調べに対し、「弟が母に毎日のように暴言を吐いていた。弟の言動についかっとなって食器棚にあった包丁で切りつけた」と供述をしているという。

 逮捕容疑は7日午後6時20分ごろ、自宅アパート内で弟とみられる男性の背中を2回刺して殺害しようとしたとしている。吉岡容疑者は自ら、近所の公衆電話から「人を刺しました」と110番してきたという。【大場弘行】

https://mainichi.jp/articles/20220608/k00/00m/040/015000c