アルコール依存症の症状とサイン
アルコール依存症は一言で述べると飲酒のコントロール(制御)が困難になる病気です。
一般的に長期間の多量な飲酒がもとで、次第に飲酒の制御が困難となり、
身体的、精神的、社会的問題や悪影響が出ても飲み続けてしまいます。

より細かくご説明すると、次のような経過をたどり、
本人も気づかぬうちに進行してしまう病気です:

① 常習的な飲酒や飲酒機会が増大するとアルコールへの耐性が生まれ、
② 以前と同じ効果を得るために飲酒量が増えたり、飲酒をしていない時の不快な症状が起こり、
③ 次第に飲酒の制御が困難になり、
④ 身体的、精神的、社会的問題・悪影響が頻発しても飲み続けてしまいます。

アルコールは身体や精神に有害な物質なので、
様々な健康問題が出現します。
ご自分で気づきやすい症状の例としては、

お酒の勢いで寝付くが、お酒が切れてくると途中で起きてしまう
特に朝は気分が落ち込み、だるくなるなどが典型的です。

https://www.ncasa-japan.jp/notice/alcoholism/sign