「AV新法」賛否割れる 議論尽くされたか
宇多川はるか 有料記事
2022/6/6 11:00(最終更新 6/6 15:34)
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AV新法に反対する集会で掲げられたプラカード。参加者の多くが「性暴力に反対」を表す紫色の風船を手にしていた=東京都新宿区で2022年5月22日、宇多川はるか撮影 拡大
AV新法に反対する集会で掲げられたプラカード。参加者の多くが「性暴力に反対」を表す紫色の風船を手にしていた=東京都新宿区で2022年5月22日、宇多川はるか撮影
アダルトビデオ(AV)の出演被害防止・救済に向けた法案は衆院本会議を全会一致で通過し、参院に送られた。新法案を巡っては、性暴力や性的搾取の撲滅という共通の目的で活動してきた支援者、弁護士らの間でも、意見は大きく割れた。被害救済を初めて明文化することに「画期的」と評価する声もあれば、売春防止法が禁止する「(金銭授受を伴う)性交を合法化するのでは」という懸念の声も上がった。議論は尽くされているか――。【宇多川はるか】
https://mainichi.jp/articles/20220605/k00/00m/040/120000c