「ウクライナの利益、考慮しない合意は拒否」…自国抜きのロシア・トルコ外相会談に反発
【キーウ(キエフ)=渡辺晋】ウクライナ外務省は7日、ロシア軍の黒海封鎖で穀物輸出が停滞している問題を巡り、ロシアとトルコの外相会談を前に声明を出し、「ウクライナの利益を考慮しない合意は拒否する」と強調した。ウクライナは、自国抜きに行われる協議がロシアのペースで進むことを警戒しており、ウクライナを交渉に加えることも求めた。
タス通信によると、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は7日夕、トルコの首都アンカラに到着した。8日に、トルコのメブリュト・チャブシオール外相と協議する見通しだ。ウクライナは参加しない。
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