https://news.yahoo.co.jp/articles/3a1987d18442c5c94ba14e29c6ea166fab1bc42b
静岡県の山林で所有者の意向に反して、多くの木が伐採されました。伐採されたのは、高さ15メートルほどのヒノキ。その数は6000本以上です。激怒する所有者を取材しました。
■“間伐”のはずが…「まるでゴルフ場」 南アルプスにほど近い、山あいの上空。 山林の所有者:「際限なく切っているね、これ」「想像を絶しますね。うわ…」 上空から見ると、突如として現れる異様な光景。緑豊かな山々の中に、広い範囲にわたって地表がむき出しになっていることが分かります。
山林の所有者:「本当に、頭にきています」「何のために、こんな伐採したのか、本当に分からないですよ」 一体なぜ、こんなことが起きたのでしょうか。 静岡市の中心部から車でおよそ2時間。“オクシズ”と呼ばれる、林業が盛んな山間地です。問題の山は、標高1400メートル、人の目に触れることがほとんどない林道の先にあります。
4代にわたって受け継がれてきた山。所有者は、安池倫成さんと勘司さん兄弟です。 山林の所有者:「ここから、500メートルくらい。うわ、ここだ、ここだ。ひどい。ちょっと、何これ。ゴルフ場みたいだよ、これ…。下から見ていて、すごいなと思っていたけど、こんなに切られちゃっているんだ。今まで見ていた規模感じゃない」 伐採は、まるでゴルフ場開発の現場かのように、大規模に行われていました。実は、この伐採は、静岡県主導で環境を守る目的で行ったものでした。
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