公判中に異例の事態です。広島高裁岡山支部で行われていた判決公判中に、被告の女が突然何かを飲み込み救急車で搬送されました。判決は後日言い渡されることになりました。

救急搬送されたのは、持病のある夫を病院に連れて行かず死亡させたとして、一審で懲役3年の実刑判決を受けた岡山市の調理師、河原妃佐被告(58)です。

 8日の控訴審判決で裁判長が被告の控訴を棄却すると主文を言い渡した後、判決理由を述べていたところ、河原被告は突然「もう死なせて」などと声を上げ持っていた何かを飲み込んだと見られています。

片山裁判長は休廷し、河原被告は裁判所が呼んだ救急車に歩いて乗り込み医療機関に運ばれました。

 今回の事態で判決は後日改めて言い渡されることになりました。

https://news.ksb.co.jp/article/14640232