激しい市街戦が行われている、ウクライナ東部ルハンスク州の要衝セベロドネツク市で、およそ1万人の市民が残され、避難できない状態でいることがわかった。

激しい市街戦の末、ロシア軍に大半を制圧されたセベロドネツク市では、市長が9日、市内にまだおよそ1万人の市民が残っており、彼らを避難させることは不可能だと述べた。

セベロドネツク市の状況について、ルハンスク州のガイダイ知事は8日、ウクライナ軍が市の郊外で抵抗していると話すほか、
ゼレンスキー大統領は「非常に厳しい」と劣勢を認めたうえで、「セベロドネツクの戦いが東部・ドンバスの運命を決める」と徹底抗戦する構えを見せている。

ロシア側が、10日までに街の完全掌握を目指している中、戦闘の激しさが増している。



ウクライナ軍撤退で市民1万人残される 東部ルハンスク州要衝の都市
https://news.yahoo.co.jp/articles/78fde7136bc21294fd48ac594d8de670125b8447