泥酔で保護されたパトカーからデジカメ盗む 容疑の52歳逮捕 山梨

 泥酔して保護されたパトカー車内でデジタルカメラを盗んだとして、山梨県警南アルプス署は10日、市川三郷町八之尻の無職、遠藤充弘容疑者(52)を窃盗の疑いで緊急逮捕した。カメラは署の備品で、署員がパトロールなど警察活動のために車内に持ち出こんでいた。県警捜査1課が、画像の流出の有無なども含めて、捜査している。

 逮捕容疑は10日午前4時ごろ、遠藤容疑者の自宅前の路上に駐車中のパトカー車内から、デジタルカメラなど計2点(時価1万500円相当)を盗んだとしている。

 県警によると、カメラは遠藤容疑者が持っていたが「落ちていたカメラを拾った」と容疑を否認している。

 署員が南アルプス市内で泥酔した遠藤容疑者を保護し、パトカーの後部座席に乗せて自宅に送り署に戻った後、カメラとメモリーカードがないことに気が付いた。捜査の結果、遠藤容疑者が盗んだ疑いが浮上し、緊急逮捕した。

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