自撮りで鼻が30%大きく見える —— 防ぎ方は?

・自撮りすると鼻が大きくなり、顔が違って見えることには理由がある。

・研究によると、スマートフォンのカメラのレンズが顔に近いと、鼻が30%ほど大きく見えることが分かった。

・撮影するときにスマートフォンを離し、角度に気をつけると、自撮り画像が変になってしまうことを防げる。


自撮りした写真を見ると何か違和感を感じる。だが、我々は自撮りの時代を生きている。
自撮り写真に対する不満は大きくなり、整形手術を受けるきっかけになっている。American Academy of Facial Plastic and Reconstructive Surgeons(AAFPRS)の調査によると、外科医の55%が自撮り写真やソーシャルメディア上での見映えを良くするために顔の整形手術を望む患者がいると答えた。

専門誌「JAMA Facial Plastic Surgery」に掲載された研究結果によると、自撮り写真は、至近距離で撮影する場合のスマートフォンのカメラのレンズ特性により、顔、特に鼻が実際よりも30%ほど大きく見える。
「若い世代はソーシャルメディアに投稿するために頻繁に自撮りしており、そうした画像が自分の姿を象徴していると考えている。そして彼らの感情を左右している」とRutgers Medical Schoolの准教授で、記事を執筆したボリス・パスクフーバー(Bois Paskhover)氏はニュースリリースに記した。

「自撮り写真は、お化け屋敷のマジックミラーのポータブル版を覗き込むようなものだと分かって欲しい」

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https://www.businessinsider.jp/post-163651