https://www.kedglobal.com/data/ked/image/2022/06/10/ked202206100017.700x.0.jpg
市場調査会社ニュージュによると、全世界のゲーミング人口数は今年30億人を超える見通しだ。コロナを経てゲームを楽しむ人が急激に増加したという。15年前までは、世界のゲーム人口は、約2億人水準だった。この影響で、ゲーム関連の各種機器の販売量も増えている。
ゲーミングディスプレイ市場は、OLEDパネルを中心に競争がさらに激しくなる雰囲気だ。OLEDは鮮明で立体感のある画質に応答速度が速く、ゲーム没入感を高めていると知られた。ゲーミングディスプレーは、グラフィックカードの信号を画面に見せるまでにかかる時間である「応答速度」が重要だ。 応答速度が速くてこそゲーム操作信号が実際の画面に反応するまでにかかる時間が減る。
LGディスプレー関係者は「OLEDパネルは応答速度が0.0001秒以下で、現存するディスプレイの中で最も速い」として「ロールやディアボロなど高仕様PCゲームやコンソールゲームを楽しむのに良い」と話した。 このような特性によって映像編集をするクレーエーターの需要も高いという。
ゲーミングOLEDディスプレーを開発·生産できるところはLGディスプレーとサムスンディスプレーだけだ。 この市場が大きくなるほど、韓国ディスプレー業者が恩恵を受けるだろうという分析も出ている。
「ベンダブル(曲がる)ゲーミングOLED」も、早ければ年末に発売される予定だ。 LGディスプレーは今年、ゲームジャンル別に適した曲率（画面の曲がる程度）数値を変えたゲーミング専用ベンダーブルOLEDの新製品開発にも着手したという。 LGディスプレーはグローバルゲームブランドと協業して製品を発売する案も推進する計画だ。
ゲーミングOLEDディスプレー市場は、今後急速に拡大する見通しだ。ゲーミングに主に使われるノート型パソコンやモニター用OLEDパネルの出荷量は、今年1300万台から2025年4160万台に急増するものと観測された。売上高も今年約17億ドル（約2兆ウォン）から2025年には56億ドル（約7兆ウォン）に拡大する見通しだ。
https://www.kedglobal.com/jp/lg%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC-%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0oled/newsView/ked202206100016
