沖縄県の玉城(たまき)デニー知事(62)は11日、那覇市で記者会見し、任期満了に伴う9月11日投開票の知事選に再選を目指して出馬すると表明した。
玉城氏は「激しい戦争を経験した沖縄だからこそ、世界や日本中へ『平和こそ暮らしの原点』という思いを伝える役割を知事として担わなければならない」と述べ、政府が進める米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画に改めて反対する姿勢を示した。
知事選は辺野古移設の是非や新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた経済の立て直しが主要な争点になるとみられる。

https://mainichi.jp/articles/20220611/k00/00m/010/230000c