カニ界の常識に反して前後に動く「アサヒガニ」は原始的なカニ

食べて美味しいカニの中には「全身が毛まみれのもの」「脚の一部がヒレ状になっているもの」が知られていますが、今回紹介するアサヒガニは、「手がスパナーみたい」で「前後に動く」カニです。

(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)
TSURINEWS編集部
2022年6月12日

その他
サカナ研究所
手の形が「ラッパー」?

梅雨に入るこの時期、鮮魚店の店頭で、どうにも目を引く一見変わった甲殻類を見かけることがあります。

関わらず真っ赤な色合いが非常に目立つその甲殻類は、パッと見はカニなのかなんなのかわからない見た目をしています。というのも、カニの胴体の後ろにそのままエビのしっぽがついたような見た目をしているのです。
カニ界の常識に反して前後に動く「アサヒガニ」は原始的なカニカニ……?(提供:PhotoAC)

そしてそれ以上にユニークなのが「ハサミの形」。まるで「Yeah」と言いながら両手を前に出したときのラッパーの手のような形をしているのです。

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