反米政権の中米ニカラグアが緊急対応を目的に国内でのロシア軍の活動を認め、今年の後半から実際に駐留が始まる可能性があります。

 AP通信などによりますと、ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領がロシア軍の戦闘機や軍艦の駐留を認めたことが分かりました。

 オルテガ大統領は緊急時に人道的観点からロシア軍が国内で任務に当たるとし、今年の後半から実際に駐留が始まる可能性があります。

 ニカラグアからアメリカまでは約4000キロメートルで、大陸間弾道ミサイルが配備されれば首都ワシントンなどアメリカのほぼ全域が射程圏内に入ります。

 ロシア国営放送は「アメリカのミサイルがウクライナからモスクワへ到達できるなら、私たちはより強力な何かをアメリカの近くに展開するべきだ」と報じています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfd298c3901cc5672b4bd52348eae958ac3975ee