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わずか1カ月で、中国代表団は再び「退室した」と批判されることになった。
第19回シャングリラ・ダイアログ（SLD）がシンガポールで開催されています。
昨日（6月11日）、英米の国際関係「専門家」や一部のソーシャルメディアパーソナリティが、ゼレンスキーが講演中に中国代表団が退席したという噂をインターネットに掲載した。
このため、一部のネットユーザーは、ロシア・ウクライナ紛争に対する中国の立場を疑問視している。
本日、ウクライナ政府の戦略的コミュニケーション・情報セキュリティセンターは、この噂を払拭しました。
また、中国代表団のメンバー自身も「会議に出席し、終了まで退席しなかった」と語っている。
また、同席していた別の元米国防総省職員がSNSで、実は退席したのはベトナム代表団の一人であったことを明かした。
昨日（6月11日）、米国の新右翼シンクタンク、ヘリテージ財団のアジア研究センターのオリビア・イーノス研究員はSNSで
ウクライナのゼレンスキー大統領の発言中に中国代表団が会議から「立ち去り」「退席」したと主張した。また、ゼレンスキーが話しているシーンの写真も添付していた。
その後、虚情報は拡散し始めた。
ロシアについて定期的に投稿しているTwitterのブロガーもこのニュースを投稿し、議論とリツイートを促した。
発案者」であるエノス氏は、インタファクス通信などに引用されるほどだ。
さらに、英国王立連合軍防衛安全保障研究所の副所長であるJonathan Eyal氏も、6月11日の午後に他のブロガーが投稿した噂をリツイートし、それに付け加えて次のように述べている。
中国の「ロシア・ウクライナ紛争に対する中立は『ナンセンス』」。
ありがたいことに、会議に出席した中国代表団のメンバーや現場関係者、ウクライナ政府は、この噂をすぐに否定してくれた。
6月12日、ウクライナの戦略通信・情報セキュリティセンター（CSCIS）が、ゼレンスキーの講演中に中国代表団が会議場から出なかったという噂を払拭するためにツイートしている。
同じく出席していた元米国防総省の中国・モンゴル担当官ドリュー・トンプソン氏は6月11日、
ゼレンスキー氏の講演中に退席したのは実はベトナムの代表団だったとツイートしている。
実は、彼の隣には、中国PLA代表団の少佐が座っていた。
5月下旬、ダボスで世界経済フォーラムの年次総会が開催された。
5月23日のCNNの番組で、会議に出席したテキサス州のマイケル・マッコール下院議員が、
その日の会議の一つでゼレンスキー・ウクライナ大統領がビデオで演説し、演説の最後に会場がスタンディングオベーションをしたが、
中国代表団は立ち上がり、部屋を出なかったと述べたことを引用している。
さらに、中国は「ウクライナへの支持を示さない」、「その両手はウクライナの血に染まっている」とまで主張した。
彼の証拠は、「中国代表団」とされるこの写真だけだった。
ベトナムメディアを確認し、写真を見比べた結果、
写真に写っている「中国代表団」は、実はベトナム代表団のメンバーであることが確認された。
