県内では14日あわせて283人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表されました。

14日県内で発表された新規感染者の数は283人で先週の火曜日と比べて40人減っています。

年代別では「10歳未満」と「10代」が全体のおよそ50%を占め、若い世代の感染が依然として広がっています。

自治体別では長崎市で70人、諫早市で58人、佐世保市で39人、大村市で34人、島原市で16人、雲仙市で15人、長与町で11人、南島原市で9人、平戸市で8人、五島市で7人、時津町と佐々町でそれぞれ6人、松浦市、西海市、川棚町、波佐見町でそれぞれ1人となっています。

新たな感染者の集団=クラスターの発生も相次いでいます。

長崎市では船舶会社の従業員7人、ワンルームマンションで会食した大学生7人のうち6人、市立中学校の部活動の関係者11人が14日までに感染が確認されました。

また、島原市では福祉施設の関係者22人、五島市の認定こども園では、園児7人と職員3人の合わせて10人の感染が確認されました。

さらに佐世保市では市内の2つの児童関係施設でそれぞれ関係者6人、あわせて12人の感染が確認されました。

佐世保市によりますとアメリカ軍佐世保基地では14日までに新たに3人の感染が確認されたということです。

県はマスクの着用について、基本的な感染防止対策として重要だとする一方、熱中症予防の観点から、屋外で着用の必要がない場面ではマスクを外すことを推奨するとしています。

また、県は手や指の消毒やこまめな換気といった感染対策の徹底を継続し、体調が少しでも悪い場合は外食や会食を控えて速やかに電話で医療機関に相談するよう呼びかけています。

長崎県 新型コロナ283人感染 クラスターの発生相次ぐ
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20220614/5030014975.html