https://www.fnn.jp/articles/-/356073
「知床遊覧船」元従業員:「人員不足というのが一番。前の体制でやっていたら、絶対に起きていない事故。助言する同僚もいない。今年入った甲板員しかいないから。豊田船長に社長は『従業員をクビにして経費が浮いた』と話していたという。どういうことを考えていたのかと思う」

https://bunshun.jp/articles/-/54120?page=2
だがーー。桂田氏の「人員を刷新したい」という意向で昨年3月、ベテラン船長を含む長年遊覧船事業を支えてきた計5名が会社を去っていった。新しく船長に就任したのが、今回事故を起こした船の舵を握り、依然行方不明となっている豊田徳幸氏(54)だった。

「残ったスタッフに聞くと、『豊田船長は天候が悪くても自分で港まで足を運ばず甲板員に行かせている』とぼやいていました。豊田さんは川などの経験は豊富ですが、海での操船経験はそれまでほとんどなかったとも。ベテラン船長がいなくては天候や潮の流れが複雑な知床の海はとても走れません」

 昨年6月11日に、豊田船長が出航後、約5分で事故を起こしてしまったが、

「普通事故を起こす場所ではなく、遊覧船仲間は皆『ええ~、なんで?』と首を傾げていました。豊田船長は船の業務が終わるとホテルの仕事に従事していましたので、操船技術を学ぶ時間もなかったのしれません」